イシス学院は、カバラー、タロット、アストロロジー、アロマテラピーという形で現代に伝わる古代エジプトの叡智を学ぶ魂の学校です。
ケーススタディ171
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最新のケーススタディ 2012年9月25日号 掲載
Q. Ｍさんは、小さな枠にとらわれない自立した女性の生き方に憧れてきた。そのために、自己探求をし、将来の起業に備えて勉強している。10月からはカナダに語学留学の予定だ。Ｍさんの仲間にはビジネスをしている人も多いが、その中に、ポーカーのできるバーを経営している友人がいる。先日、Ｍさんがその友人の店に行ったとき、たまたま来ていた男性客とポーカーをする機会があった。男友達はたくさんいても、恋人はいないＭさん。結婚願望もないわけではないが、まだ候補者はいない。だから、その男性との出会いはＭさんにとって衝撃的で、「こんな人と結婚できたら・・・！」と思うほど、心が動いた。先のことはわからないが、カナダに行く前にぜひもう一度会いたいと思いが募る。なんとかならないだろうか。(Ｍ・Ｏさん 20代 神奈川)
現状は「教皇」である。教皇は、厳かな気持ちで教皇の前に並ぶ二人を祝福している。二人は結婚式を挙げているようでもある。このカードは、「こんな人と結婚できたら！」と心をときめかすＭさんの気持ちをよくあらわしている。もちろん一度だけの出会いですぐ結婚に辿り着くわけではないが、結婚につながるような真面目な交際をしたいと本気で考えていることがわかる。遊び友達や飲み友達を願っているのではない。
経緯は「運命の輪」。行動力があるＭさんは、長期留学目前であっても、忙しさを苦にせずどこへでも出かけていく。まるで輪をめまぐるしく回る生き物のようだ。バーで出会った男性もマスコミ関係の人で、Ｍさん以上に忙しい人だ。そんな中で、一緒にポーカーをするなど、運命的な出会いとしか思えない。さっぱりとした性格で友人と付き合うＭさんは、男友達に対して女性らしさを出すことがない。外に出さない分よけいに、心の中では真のパートナーと言える男性との出会いを求める気持ちが強い。Ｍさんはポーカーをした男性に「運命」をビビッと感じたのである。
(3) 展望
展望は「審判」Ｒが出た。自分の心の中にある思いがすぐ天に通じ、天使の祝福を受けることにはならないようだ。限られた時間しかないのだから、Ｍさんにもそのことは十分わかっている。また、自分の率直な気持ちを相手に伝えることも難しいことはよくわかる。友人の店で一回会っただけ、ポーカーの相手を一度しただけの間柄で、それ以上の接点はないだから。
（４）
「審判」Ｒの対策カードは「皇帝」となった。Ｍさんには、これはどう見てもバーを経営している友人である。実は、その友人は、以前から店に来てくれるその男性のことをＭさんに語り、「Ｍさんといいカップルになると思う」などと言っていたのである。Ｍさんは自分のパートナー探しで、人の助力を頼むのはあまり好きではない。しかし、自分から男性と連絡を取る術がない以上、もう一度会うためには、バーを経営する友人に相談することだと納得する。
（５）
「皇帝」の注目カードは「月」である。幻想的な雰囲気のバーで、お酒を片手に向き合う二人がおしゃべりしている様子が浮かび上がる。月を見上げて話し合う絵柄から、一気に恋の話でなくても、夢を語り合うのでもいいのではないだろうか。若いＭさんには夢がいっぱいある。カナダに行ってからのこと、将来の仕事のこと、・・・など。男性から夢を聞かせてもらうこともできる。楽しいひと時を過ごせるようにするとよい。
精神世界を学び始めてから、Ｍさんの人生観や結婚観は大いに啓発を受けた。その真只中での男性との出会いは、人生を深く考えさせてくれる機会である。Ｍさんは、カナダ出発まで、対策カードにヒントを得て、できるだけのことをする決心がついた。
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A.
（1）
| 現状 |
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（2）
| 経緯 | 現状 |
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(3) 展望
| 経緯 | 現状 | 展望 |
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（４）
| 経緯 | 現状 | 展望 |
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| （４） |
（５）
| 経緯 | 現状 | 展望 |
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| （５） | （４） |
精神世界を学び始めてから、Ｍさんの人生観や結婚観は大いに啓発を受けた。その真只中での男性との出会いは、人生を深く考えさせてくれる機会である。Ｍさんは、カナダ出発まで、対策カードにヒントを得て、できるだけのことをする決心がついた。
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