本文へスキップ

イシス学院は、カバラー、タロット、アストロロジー、アロマテラピーという形で現代に伝わる古代エジプトの叡智を学ぶ魂の学校です。

ケーススタディ 123

最新のケーススタディ 2010年8月25日号 掲載

Q.外資系の会社でバリバリ働いているIさんはまもなく30歳になろうとしている。Iさんはアメリカにいた時、出会った20代のカナダ人の男性に一目ぼれし、その男性と交際を始めた。以来、相思相愛の仲となり、彼からは熱烈なメールが毎日届くようになる。Iさんは休暇を利用してカナダの彼の実家へも遊びに行き、彼の両親とも交流を深めた。彼はまだ日本に来ていないが、Iさんの両親にはプレゼントを送ってきて、Iさんの両親も彼をとても気に入った。そんな中、彼は歯科技師になるべく、サンフランシスコの大学に入学する。Iさんに毎日来ていたメールは週一回に。大学の勉強の大変さや、学内の行事(女性の学友とパーティに参加したこと)などを伝えてくる。彼の気持ちは分かっているつもりでも、離れているが故にさすがに不安になってくる。今年中には彼に会いたいが会えるだろうか。(S・Iさん、神奈川、30代)

A.
(1)
現状
 
Iさんだ。彼からのメールを心待ちするIさん。彼の現状を受け入れ、賢明で冷静な女性であろうとしている。「女性の学友とパーティに行った」などと聞かされると、心を不安がかすめないでもないが、彼の気持ちを信じ待とうとするIさんの芯の強さがにじみ出ている。 

(2)
 経緯 現状
   
「戦車」Rは彼だ。「戦車」が逆向きになるほど、彼は忙しく大変であったのだ。メールでは「会おう、会おう」と言いながら延び延びになってきたが、会いたくてもどうにもできない事情があったのであって、Iさんを疎かにしたのではない。その証拠に「戦車」R(彼)は済まなさそうに「斎宮」を見ている。そもそも二人の出会いは、Iさんの一目ぼれから始まったので、Iさんにとって彼は、理想の「白馬の王子」だった。大学へ入ることにより彼の環境は激変し、その大変さを頭では分かっていても、心のどこかで彼に理想を求めすぎていたかも。相手に理想を求めすぎて、自分の心の中で不安を作りだしていたのかもしれない。

(3)
 経緯 現状  展望
     
「展望」は「世界」。クリスマスの頃に彼に会えればと思っていたIさん。願いは叶うだろう。「世界」の中央の人物は、クリスマス休暇にワクワクして飛行機の乗り込むIさんである。また、クリスマスのリースに囲まれて楽しく踊る姿は、Iさんが久しぶりに彼に会えて喜びで弾ける様子を示唆している。 

(4)
 経緯 現状 展望
   
     
  (4)  
「戦車」Rの対策カードは「13」が出た。変容を促すカードである。忙しい大学生活の中で身動きできない彼に、以前と同じように何かをしてもらおうと考えるのをやめ、自分から活路を切り開くことを勧めている。 

(5)
 経緯 現状  展望
     
     
 (4)  (5)  
「13」の注目カードは「星」になった。カードの展開はIさんに、惜しみなく壺から注ぎ続けるこの女性のようでありなさいと語る。今年中に二人が会うためには、どちらかが動かなければならない。国際恋愛なので動くにはお金もかかる。金銭的にも余裕のあるIさんが二人の関係のために気前よく投資するとよいだろう。「13」と「星」の二枚は、将来のために必死に学ぶ彼と、愛を注ぎ続けるIさんの姿にも見える。Iさんの両親に「外国人なのにサムライの魂を持っている」と言わしめた彼。今は、その彼に尽くす時であるようだ。

カードの展開から、二人の関係に何ら不安がないことが確認できたIさん。受け身の状態で待つばかりでなく、自分から働きかけるヒントも見つかったとのこと。

前のケーススタディへ

バックナンバー

第122回 離れて暮らす高齢の父との旅行について(2010年8月25日号掲載)
第121回 デザイナーとして会社で自分のセンスを発揮した仕事をするためには(2010年8月10日号掲載)
第120回 治療院を一週間休みにして趣味のために合唱ツアーに参加したい(2010年7月25日号掲載)
第119回 定年退職した父の気晴らしに犬を飼うというアイディアについて(2010年7月10日号掲載)
第118回 スケジュールを調整して尊敬する師の講演会に参加した方がいいか(2010年6月25日号掲載)
第117回 決めかねている電子ピアノ購入について(2010年6月10日号掲載)
第116回 海外在住のつきあい始めて間もない男性に対する気持ちの整理(2010年5月25日号掲載)
第115回 挫折しかけているファイナンシャル・プランナー試験について(2010年5月10日号掲載)
第114回 運営しているヒーリング教室の運営方針について(2010年4月25日号掲載)
第113回 新たにヒーリングワークショップを開催するにあたってのアドバイス(2010年4月10日号掲載)
第112回 遠距離恋愛の彼に対して自分から連絡を取るべきか(2010年3月25日号掲載)
第111回 ゴルフ店の業種替えを考えているが、この方向でいいのだろうか(2010年3月10日号掲載)
第110回 ゴルフ教室のレッスンを受けた方がいいか(2010年2月25日号掲載)
第109回 活動を休止していたボランティアを再開するにあたってのアドバイス(2010年2月10日号掲載)
第108回 会社の業績を上げるにはどのようにしたらいいだろうか(2010年1月25日号掲載)
第107回 企画した同業者との交流会はうまくいくだろうか(2010年1月10日号掲載)
第106回 タロットを仕事として取り組んでいけるようにするには(2009年12月25日号掲載)
第105回 今年オープンしたお店がタウン誌に掲載される。うまくいくだろうか(2009年12月10日号掲載)
第104回 これからの事業スタンスについてのアドバイス(2009年11月25日号掲載)
第103回 お酒が好きな夫について、健康面、経済面でどうすればよいか(2009年11月10日号掲載)
第102回 結婚しても今のように勉強や好きなことをやっていけるだろうか(2009年10月25日号掲載)
第101回 好意を寄せている女性とお付き合いすることができるだろうか(2009年10月10日号掲載)
第100回 旅行のスケジュールについてどうしたらいいか(2009年9月25日号掲載)
第99回 思ったようにいかない退職後の仕事。この先どうしたらいいのだろう か(2009年9月10日号掲載)
第98回 母を亡くして間もない友人と会うにあたってのアドバイス(2009年8月25日号掲載)
第97回 職場の海外研修は自分にとってどんな意味をもたらすか(2009年8月10日号掲載
第96回 学んできたいくつもの占い手法の使い方について(2009年7月25日号掲載)
第95回 海外へ転職することについてのアドバイス(2009年7月10日号掲載)
第94回 ドイツ語を学んで、音楽療法の原書を読めるようになれるだろうか(2009年6月25日号掲載)
第93回 サロンを開くため、株で儲けて資金を工面したいが、どうだろうか(2009年6月10日号掲載)
第92回 ヒーリングやタロットのお店を開くことを考えているが、上手くか(2009年5月25日号掲載)
第91回 気質も性格も正反対である夫との今後の関わり方について(2009年5月10日号掲載
第90回 不況で苦戦を強いられている状況で、今後の事業の指針について(2009年4月25日号掲載
第89回 頻繁に連絡が来る占いのお客さまの接し方について(2009年4月10日号掲載
第88回 アロマで恩人のリハビリを応援したいが上手くいくか(2009年3月25日号掲載
第87回 結婚を前提とした恋人と会うにはどうすればいいだろうか(2009年3月10日号掲載
第86回 開業にあたり、主人からの仕事の協力を得るためにはどうしたらいいか(2009年2月25日号掲載
第85回 ゴルフに対する今後の取り組みについて(2009年2月10日号掲載)
第84回 所有する不動産物件を借りたいという人と話をすすめてよいだろうか(2009年1月25日号掲載)
第83回 職場での販売コンテストで賞を獲得するためのアドバイス(2009年1月10日号掲載)
第82回 会社のプロジェクトを軌道に乗せるためのアドバイス(2008年12月25日号掲載)

バナースペース

イシス学院

〒104-0061
東京都中央区銀座2-14-9 GFビル 2F

info@isis-osiris.com

TEL 03-3524-8829
FAX 03-3524-8879