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イシス学院は、カバラー、タロット、アストロロジー、アロマテラピーという形で現代に伝わる古代密儀の伝統を学ぶ魂の学校です。

第260回 ネットの活用範囲をどこまでにするか

最新のケーススタディ 2016年6月10日号 掲載

Q. 小さな会社を経営するAさんは、ITはどちらかというと苦手であった。以前、友人との付き合いでSNSを始めたものの、すぐ休眠状態に。会社でも、コンピュータを必要とする業務は、できるだけ得意な人に任せていた。しかし、情報の発信の仕方がどんどん変化していく中で、こんなに鈍感では、会社はすぐダメになる。そんな危機感から、Aさんも自らネット発信のあり方を考えるようになった。わからないことばかりで最初は苦労したが、やがて手応えを感じるようになり、今後は本腰を入れようと思っている。技量は初級レベルなのに、いったん火がつくと、どんどんやりたくなる性格のAさんは、これを機にプライベートのSNSも再開しようかと気持ちが膨らむ。しかし、せっかちは禁物。広げすぎて収拾がつかなくなる前に、タロットで今後の進め方を見ることにした。

S・Aさん 50代 東京

A.(1)

現状

現状は「運命の輪」が正立である。Aさんは、海に浮かぶ輪を見て、今、会社で取り組んでいることが時代の波に合い、ゆっくり動き始めていることを実感した。自分は輪のどこにいるだろうか。Aさんは、振り落とされまいと必死に輪にしがみついている右側の犬そのものだと思う。ネットに関しての知識や技量はまだまだで、習熟したとは言い難い。かろうじてやってきたというのが実情で、スフィンクスのように全体を見る余裕はないが、それでも、正立で出たカードを見て、Aさんはこの流れでいいのだと確信できた。

(2)
経緯 現状

経緯は「戦車」で、これまでAさんが会社のネット発信に全力を傾けて取り組んできたことがわかる。激変していく時代の中で事業を存続させていくには、その変化に適応した手を打たなければならない。Aさんは危機感に駆り立てられて始めたことであったが、その頑張りは功を奏している。現状の「運命の輪」と車輪で親縁しているので、Aさんの作り出した新しい発信のスタイルがどんどん回転し始めるようにするとよいだろう。

(3)
経緯 現状 展望

展望も「皇帝」が正立で出た。「皇帝」は会社を経営するAさん自身である。「皇帝」の視線が「運命の輪」を見ていることから、会社のネット発信の体制ができ、しっかり軌道に乗るまで、Aさんはまずこちらに専念する方がよさそうだ。鷲が卵を産んでいるように、一定の成果を出してから、プライベートのSNSを考えればよい。

(4)
(4) 経緯 現状 展望

「戦車」の注目カードは、「力」となった。IT分野は人に頼ることが多かったAさんは、自分がネット発信を手掛けることなど、以前では考えたこともなかった。強い関心があったわけではないので、自分が率先してやることに不安もあった。しかし、小さな会社では、自分が当事者として積極的な指針を持っていないと、厳しい時代にはすぐ行き詰る。未知の世界に飛び込むようで勇気も必要だったが、とにかくやり始めてよかったのだ。カードを見て、Aさんはそう思った。

アドバイスカードは「世界」。ネットで世界とつながる時代をあらわしている。Aさんのネット発信は始まったばかりで、試行錯誤も続く。まずは、社内で会社の存在をしっかりアピールできるレベルのものを作り上げ、体制を築くことだ。Aさんが率先してやれば、社内も一丸となれる。今、自分がすべき最優先事項だと、心が決まった。

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