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イシス学院は、カバラー、タロット、アストロロジー、アロマテラピーという形で現代に伝わる古代密儀の伝統を学ぶ魂の学校です。

第250回 友人からビジネスの誘いを受けた。どう臨むといいか。

最新のケーススタディ 2016年1月10日号 掲載

Q. 昨年末、Sさんのところに、アメリカの古い友人(Mさん)から一通のメールが来た。メールの内容は、これから一緒に仕事をしようという誘いだった。SさんとMさんは、何かと対照的である。Sさんは、マイペースでSOHOの仕事をしているが、Mさんは、やり手のビジネスウーマンで、積極的に通販事業の規模を拡大している。Sさんにとって、Mさんは大切な親友であるが、ビジネスの有能さにかけては足元にも及ばない。だから、ビジネスを一緒にすることは想像したことすらなかった。しかし、落ち着きを取り戻すにつれ、「Mさんなりに考えがあって声をかけてくれたに違いない。こんな機会は二度とないだろう。断るより、思い切って挑戦するのもいいのではないか。」と思うようになってきた。Mさんの人柄に絶大な信頼を置くSさんは、誘いを受けることにし、そのための心構えをタロットに聞くことにした。

A・Sさん 50代 東京

A.(1)

現状

現状には、なんと「太陽」が正立で出た。意気投合する2人は、SさんとMさんである。2人の足場はずいぶん違っている。右側の人物は、白い石の上にいて安定しているが、左の人物は水の上で、いかにも不安定である。この違いは、2人の現状をそのまま言い当てている。ビジネスの経験が豊かで有能なMさんは右側の人物、自分に期待に応えられるだけの能力があるのか自信がないSさんは、左の人物である。Sさんは心もとないが、Mさんへの信頼から、Mさんと一緒にやっていく気になっている。カードは正立なので、やる気になったSさんを後押ししている。Sさんは、Mさんから声をかけてもらって嬉しかったが、大きな不安もあったので、さんさんと輝く太陽を見て、もっと自信を持ちなさいとハッパをかけられたように感じた。

(2)
経緯 現状
 

経緯は「神の家」である。これは、昨年末、Mさんが送ってきたメールのことである。それまでは友人としての交流だったので、年末の仕事の誘いを知らせるメールは、Sさんにとっては驚きでしかなかった。「神の家」も正立なので、Sさんへのクリスマスのサプライズギフトであったのかもしれない。「神の家」にも、2人の人物が描かれている。まるで、ビジネスを築き上げてきたMさんが、身を乗り出して、マイペースで自分の仕事をしているSさんに、「私と一緒に、もっと大きな仕事をしませんか。」と勧誘しようとしているようである。このMさんのひと声がなければ、違う仕事に生きる良き友人のままであったかもしれない。

(3)
経緯 現状 展望

展望の「悪魔」は、非常に現世的なカードである。一緒に仕事をすることで、現世的な利潤を生みだすことが示唆される。中央の悪魔を見上げる小悪魔がSさんとMさんであろうか。2人が協力することで出来上がっていく事業の発展を、満足げに見上げているように見える。今は、ビジネスに関しては、大先輩と未熟で頼りない後輩のようであるが、Mさんの経験から学びながら、思い切って挑戦していくと、SさんもMさんに近づいて行けそうである。少しは頼りがいのある後輩になれるかもしれない。Mさんが、ビジネス能力を磨く機会をプレゼントしてくれたのだ。一人で試行錯誤するのではない。いつも、心強いMさんが一緒なのだ。Sさんは、Mさんからメールをもらったときの衝撃が薄らぎ、自分の気持ちが固まれば、何とかやっていけそうに思えてきた。

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