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イシス学院は、カバラー、タロット、アストロロジー、アロマテラピーという形で現代に伝わる古代密儀の伝統を学ぶ魂の学校です。

第398回 近所のカフェからアロマ講座開催を打診された。

Q 

近所のカフェのオーナーが、YさんのSNSや発信しているものを見て、興味を持ってくださった。そして、Yさんに、アロマの講座をカフェで開催しませんかと、声をかけてきてくださった。Yさんは、こうしたお声がけをいただくのは初めてで、思いがけないことであったが、自分に与えられたチャンスだとも感じた。詳細の打ち合わせはまだしていないが、今後、開催を計画する上で、どういう関わりをしていけばよいか、タロットに助言を求めることにした。

                                                                                                                                                                                                                           Y・Yさん 30代 大阪

 

A

(1)現状
  現状
①現状に出たのは「皇帝」である。ベルトに手をかけた姿は、やると決めたYさんをあらわしている。お声がけをいただくといったことは初めてであったが、Yさんは、迷うことなくその期待に応えたいと思った。カードも正立なので、これでいいと心から納得できた。

(2)経緯
  経緯   現状
②経緯は「神の家」が出た。Yさんは、建物に上から入ってくるものと、建物から飛び出す人に目が留まった。前者は、Yさんが、近所のカフェのオーナーから予期せぬお声がけをいただいたこと、後者は、充電期間を過ごしていたYさんに、外に出ていく時がやって来たことを示唆しているように見えた。また、後者は、これまでの仕事のやり方(引き受け方)から出よう(変えよう)と考えていた自分をあらわしているようでもあった。いずれにせよ、カードは正立で、Yさんは、オーナーの依頼に積極的に応えていくことが望まれていると思った。

(3)展望
   経緯    現状    展望
③展望は「13」で、カフェのオーナーに見える。オーナーは、カフェのあり方を変えていこうと思案し、近くに住むYさんにアロマの講座開催をお願いすることを閃いたとのこと。カフェでアロマの講座を行うアイデアはずいぶん斬新であるが、まさに「13」にぴったりの試みで、オーナーのアイデアを後押ししていることがわかる。Yさん自身も、先月誕生日を迎え、タロットのイヤーカードが「13」であることから、双方のタイミングが合っていると思った。 

(4)
   経緯    現状    展望 (4)
④「13」の注目カードは「力」である。絵柄の人物はYさんだ。タロットは、Yさんに、このパワフルな少女のように、積極的に意欲を持って取り組みなさいと言っている。「13」に引き続き「力」も未来を向いているので、新しくことを始めるちょうどよい機会なのだろう。

(5)
   経緯    現状    展望 (4) (5)
⑤「力」の注目カードは「仕事師」で、テーブルにいろいろなものを広げている様子が、Yさんの目に入ってきた。オーナーとの打ち合わせで、どんなことができるか提示している自分に見える。ひょっとしたら、講座を開いている最中の自分かもしれない。「力」と「仕事師」は、レム二スケートで親縁していることから、Yさんは、一回性のイベントよりは、連続性のあるもの、継続できるスタイルで行ったほうがいいと思った。  

アドバイスカードも「力」。Yさんは、自分の考えるアロマ講座の方向性を明確にし、自分に扱えるものを出していこうと、心が決まった。「力」は若い女性の姿であり、展開にも、「力」「仕事師」と若人の姿が並んでいる。どちらもⅠという始まりの数を持つので、あれこれ考え込むのではなく、新人として自分の思ったことを思い切り出していけば、うまくいくと思えた。 

前回のケーススタディ 

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