イシス学院は、カバラー、タロット、アストロロジー、アロマテラピーという形で現代に伝わる古代エジプトの叡智を学ぶ魂の学校です。

Q.英語教師だったFさんは、あるきっかけでドイツの音楽療法に関心を持ち、研究を重ねてきた。英語の本を読んだり、会話はできても、肝心のドイツ語の原書は挿絵を見るだけだ。どうしても知りたいときには、ドイツ語のできる親友にその都度教えてもらっていた。そこで、「原書を自分で読めるようになりたい！」と一念発起。自分の力を試したくて、この春から自分で勉強を始めた。最初はチンプンカンプンであったが、このごろはやっと勉強が楽しく感じられるようになってきたという。果たして、Fさんは原書を読めるレベルに辿り着くことができるだろうか。（F・Mさん、50代　東京）

A.（1）現状

現状

笑顔の太陽がにっこり微笑んでいる。最近やっとドイツ語の勉強が楽しくなってきたというFさんの気持ちが良くあらわれている。タロットはFさんのやってきたことに、最高の吉兆カードで応えてくれた。Fさんの中で、現実の自分が理想の自分に近づき、統合が行われていることがわかる。若いときのようにすぐには覚えられない。でも、英語との比較から理解力はずっとある。キャリアを活かせば、年相応の学び方もあり、がんばった分の充実感は、太陽のように元気をくれるものだ。親友とのやり取りも変わってきている。以前はわからないところを一方的に教えてもらう先生と生徒のような関係だったが、今は、Fさんも自主学習が進み、先輩と後輩のような関係で、まるで「太陽」カードの二人のようだ。

（2）　経緯

経緯	現状

これまでの経緯は、まさしく「斎宮」である。こつこつ一人でドイツ語の本を開いて勉強してきたFさんだ。最初は不安もあったに違いない。でも、地道なFさんの努力が、現状の「太陽」となったのだから、その努力も報われていることがわかる。

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（3）展望

経緯	現状	展望
（２）	（1）	（３）

展望は「運命の輪」が出た。どんどん波に乗って、学習は進められそうである。回転する輪から、基礎を繰り返すこと。また、犬には耳が強調されているので、ヒアリングも、語学力向上には大切であることが読み取れる。Fさんも、今までは文法を中心に学習してきたそうだが、ひと段落したら、次のステップではCDなどを活用して、ヒアリングに力を入れる予定であったという。タイミングもよさそうだ。親友の助けも得てこのままやっていけば、スフィンクスのようにある一定の水準を越えられるだろう。そこまで行けば、すでに専門知識をもつFさんだから、原書を開けば、以前よりずっと理解できる部分が広がるに違いない。

（4）

	経緯	現状	展望
（4）

「斎宮」の注目カードは「力」。迷った末の一念発起したFさんである。思い切ってやってよかったのだ。50歳を過ぎると、守りの人生に入る人も多いかもしれない。実際、体も頭も若いときのようにはいかないので、無謀なことはできないが、勇気を持って何かをすると奇蹟がおこる。

音楽療法の勉強は10年以上前から始めていたのに、本場の言語であるドイツ語の勉強は、可能性すら考えることがなかった。思い切ってやり始めたら、光が見えてきたのだ。Fさんの場合、英語という一つの言語をマスターしていたおかげもあるだろう。タロットも、このまま波に乗ってやっていけば、原書を読めるレベルに到達すると後押ししてくれている。

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