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イシス学院は、カバラー、タロット、アストロロジー、アロマテラピーという形で現代に伝わる古代密儀の伝統を学ぶ魂の学校です。

第203回 アルバイトを雇ったが、仕事を任せても大丈夫か

最新のケーススタディ 2014年1月25日号 掲載

Q. ヒーリングサロンを経営して13年目になるAさんは、昨年、年明けてすぐ、事務手伝いのアルバイトBさんを雇った。煩雑な事務にかかる時間を少なくし、もっと本業に専念するためであった。この一年は、Bさんに仕事を教えることに思った以上に時間がかかってしまい、Aさんは本業に打ち込むことができなかった。サロンの将来には必要なことであったが、Bさんがある程度のことができるようになったこれからは、本業の発展のために自分の勉強時間をもっと取りたいと意気込んでいる。そのためには、Bさんに頑張ってもらう必要がある。できるだけ任せるようにしても大丈夫だろうか。

                             K・Aさん 40代 東京    
A.(1)

 現状
 


「悪魔」のカードは、正立ならチームワーク抜群の関係をあらわすが、逆向きで出た。Aさんは、逆向きカードを見て、思い当たる節があった。AさんはBさんにゼロから仕事を教え、Bさんも言われたことは、なんとかこなせるようになった。しかし、出勤日が週3日と少ないので、どう頑張ってもサロンの仕事との接点には限度がある。Bさんの事務能力の高さと忠実さをありがたいと思いながら、どこまでBさんに任せても大丈夫なのか、実は、Aさんにも戸惑いがある。それでも、仕事の発展には結び付けていきたい。仕事を任せてもっと成長してもらいたいと期待する一方、心のどこかで安易にアルバイトに任せすぎるのはよくないという思いもある。短時間労働のアルバイトではあるが、人を雇って、人を使いこなすことのむずかしさを実感する。

(2)

 経緯 現状
 

経緯の「13」は大きな鎌を持って古いものを一掃し、新たな一歩を踏み出したAさんである。自分で始めたサロンだし、経営規模も小さかったから、それまで、Aさんは本業から事務雑用まで、ほとんど一人でやってきた。でも、一人でできる規模は限られている。ずっと先を考えた時、何もかも自分でやるという発想を一新したほうがいいのではないかと思って、アルバイトを雇おうと思ったのだ。雇った当初は、Bさんに仕事を覚えてもらうのが大変で身も細る思いをしたものだが、カードは正立で出ているので、思い切って切り替えたのはよかったといえる。Aさんもカードを見て、本当によかったと思っている。


(3)  

経緯 現状 展望
     
展望に出た「恋人」Rが示す問題点は何だろう。3人が話をしている姿から、Aさんがまず思ったのは、コミュニケーション不足。そして、その3人は横並びになっているので、上下関係をあいまいにして、なあなあの関係にするとうまく行かなくなるとの警告を感じる。親密さのつもりが、なれ合いになってしまうと、仕事にメリハリがなくなる。Aさんは、気を付けなければと思う。

(4)
経緯 現状 展望
     
     
   (4)  

「悪魔」Rの対策カードは「教皇」である。このカードを見て、すぐにAさんは、今年はもっと本業のための勉強をしていいんだと思った。というより、本業の発展のためには、学びが必要だと思った。Bさんにできるだけ仕事を任せることに関しては、任せっぱなしではなく、教皇が弟子にしているように、Aさんから的確な指示を出してやらせてみてはどうかと、タロットはアドバイスする。AさんがBさんの目の前にいてもいなくても、伝達をしっかりすることで、仕事が進むようにするのだ。

(5)
経緯 現状 展望
     
     
   (4) (5) 
横並びの人間関係を示唆していた「恋人」Rの対策カードには、「戦車」が出た。このカードでは、御者と馬の立場がはっきりしている。Bさんの力を引きだし、戦力にしていくために、カードはAさんに御者のようでありなさいと語る。自分の進む方向をしっかり見つめ、揺るぎない自信を持って馬を走らせることだ。手綱はしっかり持ちながら、馬のパワーを信頼して、馬に走らせてみる思い切りも必要だろう。馬は御者の思いを敏感に察知する。Aさんもサロンにかける熱い思いを、Bさんに語ってみてはどうか。Bさんもがんばるのではないだろうか。

アドバイスカードは「宙吊り」である。本業の発展を願うAさんに、カードはなによりも内面世界の充実がカギであるという。魂の学びにじっくり浸ることで、魂の充電ができる。「宙吊り」の人物のように、いつもにっこりしてゆったりできるようになれば、本業も人を使うことも、きっと余裕をもってうまくできるようになるに違いない。Aさんには、納得のメッセージであった。